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TOKARA プロフィル

      TOKARAは、2004年3月7日、和太鼓アーティスト アート・リーにより結成されました。志を高く持ち、厳しい心体の鍛錬を通して、更なる新しい和太鼓の追求を目的としています。日本はもとより世界各地から和太鼓経験者、パーカッショニスト等が集まり、長野県飯田市を拠点に活動を開始しました。

      2004年、6週間の北米大陸横断ツアーで国際デビューを果たし、2005年には2ヶ月に及ぶツアーを決行。2007年のアメリカツアーではニューヨーク・ブロードウェイデビューを果たし、観衆を魅了。2008年からはエディンバラ音楽祭に参加。その後現在に至るまで、毎年数回にわたり、日本、ヨーロッパ、アメリカ、インド、オーストラリア、台湾などをめぐるワールドツアーを決行。メンバーは、年の半分以上をツアーで過す日々です。

      このTOKARAのステージは、中国武術、舞踊の流れるような曲線的動作を取り入れた独自の振り付けと驚異的なスピードとパワーが融合し、観る者を虜にします。世界の様々なリズムを取り入れたTOKARAの創り出す音楽は、ジャズの様でもロックの様でもあり、音楽性の高さが注目されています。独自のステージをより発展させるため、常に新しい楽曲、演奏スタイルを探求し、全く斬新なパフォーマンスを創り上げられるよう日々精進しています。一方で、伝統的な和太鼓の楽曲の追求にも努め、日本各地に伝わる伝統曲の習得にも励んでいます。

      グループを率いる アートリーは、現在の太鼓界をリードするトップ奏者の一人として活躍。2001年、ソロ奏者として、世界で初めて日本政府より芸術ビザを取得しました。以来、現在に至るまで唯一の外国籍ソロ和太鼓アーティストとして日本はもとより、世界各地に活動の場を広げています。 又2005年には、和太鼓界で最も権威ある『東京国際和太鼓コンテスト・大太鼓部門』において、外国人初、唯一となる最優秀賞を受賞しました。
世界の様々なリズムを取り入れたTOKARAの創り出す音楽は、ジャズの様でもあり、聴く者を魅了する音楽性の高さが評されている。独自のステージをより発展させるため、常に新しい楽曲、プレースタイルを探求し、全く斬新なパフォーマンスを創り上げる努力を弛まない。一方で、伝統的な和太鼓の楽曲の追求にも努め、日本各地に伝わる伝統曲の習得に励みTOKARA流に編曲し演奏している。

      TOKARAは演奏活動の傍ら、和太鼓の普及の為、研修プログラム・イベント等を企画しています。日本では、海外の和太鼓経験者を対象に、伊那谷和太鼓コース(初心者向け)、TOKARA和太鼓ブートキャンプ(中級者、上級者向け)を主催。本場の和太鼓に触れる機会を提供するとともに、集中的な指導を体験できるこれらのコースには、毎年多くの参加者が来日、好評を得ています。また毎年開催している『幸い下伊那和太鼓フェスティバル』には、国内外から太鼓グループが参加し地元の和太鼓愛好家や市民と交流をはかっています。その他、訪れる世界各地で学校公演やワークショップを開催。和太鼓を通して日本と世界の架け橋となるべく、普及に努めています。


TOKARA - 名前の意味

      TOKARA とは、日本語の"遠くから" を縮めてつくった造語です。この "遠くから" には「過去」と「未来」2つの "遠く"の意味が込められています。メンバーは、それぞれ"遠く"異なった国、文化で生まれ、別々の人生を歩んできました。 そしてTOKARAと出逢い、和太鼓の道「鼓道」に精進すべく、終結しました。「過去」とは初期、基本や伝統といった意味も含みます。人は、初心のころを絶対に忘れてはいけないと信じています。 和太鼓の基礎基本を大切に、日本各地に伝わる伝統的な曲の習得にも努めて取り組んでいます。

      そして「未来」に向かい遠くまで共に切磋琢磨し歩んでいきたいと思います。たとえ100年学びに励んでも、勉強することはまだ沢山あると思います。 TOKARAメンバーは、「鼓道」を通して和太鼓だけでなく、人生で出逢う全ての物事に最大限の尊敬や謙虚の念を忘れることなく、人として今よりも成長するために 「未来」に向かって" 遠く"まで励んでいく所存です。